一般プログラマの妻がゲイツの子供を産めるシステムを作るべき

プログラマの生産性と報酬について考えてみたけど、どう考えても 1万人に 1人ぐらいのトッププログラマ以外には子供が持てる気がしない。子育てをするうえで一番厳しいのは、その間労働力が半分になってしまって、世帯収入を支えられないということ。それに…

プログラマの生産性と報酬

追記: 続編を書きました。マッチョとの戦い 最近、プログラマの生産性が話題です。いろんな意見があるものの、個人的には 10〜100倍の生産性の違いはあると思います。 いや、それは違う、生産性の高いエンジニアは生産性の低いエンジニアに作れないものが作…

「了解」は失礼か?

最近、「了解」は失礼だという説が出てきているようです。どこの誰が言い出したのか知りませんが、ごく最近であることは確かです。 少し前のマナー本には、そんなことは書いてありません。たとえば、2003年のこれだけは知っておきたい! 改訂版 ビジネス・マ…

完備辞書(簡潔ビットベクトル)の解説

以前、「簡潔データ構造 LOUDS の解説」というシリーズの記事を書いたことがあります。LOUDS というのは木構造やtrieを簡潔に表すことができるデータ構造なのですが、この中で「簡潔ビットベクトル」というものについてはブラックボックスとして扱っていまし…

「障害」書き換え説,あるいは戦前の雑さ

いつごろから広まったのか知りませんが、“「障害」は本来「障碍」と書くのに、戦後になって「障害」と書くようになった”という俗説があります。結論から書きます。「障害」は戦前からある書き方です。 今はGoogle ブックスという便利なものがあるので、画像…

「間髪をいれず」が殺された日

最近、マイナビウーマンが「日本語を貧しくしようキャンペーン」を展開しているようです。 じつは読み間違ったことのある漢字1位「貼付」間違っている読み方が定着していると知らずに使っていた日本語1位「輸入(ゆにゅう)【正】しゅにゅう」 「正しい日本語…

Googleのヒット件数について(続き)

Googleのヒット件数は当てにならないの続きです。 はてブで id:blueboy さんという方が 文中の「ページを進めると数が急減したのは、すべての結果を取得して件数が判明した」は誤りです。正しくは「途中で表示をやめるから」です。 と書いていたので、フォロ…

Googleのヒット件数は当てにならない

(2013/11/08: 補足を書きました。Googleのヒット件数について(続き)) 「Googleの検索件数は当てにならない」と言うと、多くの人は「何をいまさら」という反応かもしれません。当てにならないことぐらいわかってるよ、と。でも、「当てにならない」でイメ…

ビット逆転ループ

注意: この記事は読んでも役に立ちません。頭を無駄に使いたい人向け。 普通のループは、たとえば 0 から 255 までなら、0 -> 1 -> 2 -> ... というようにループする。そういう普通のループじゃなくて、ビットを逆転させた数字でループできたらいいのになぁ…

正直に思ったことを書いて、いい結果になったという話

最近、ネットでものが言いにくい雰囲気があるとのこと。 「なんで辞めたの?」とか「次どこ行くの?」など、昨今のインターネットは若干書きにくい空気 退職しました - jarinosuke blog 個人的には、ぶっちゃけた退職エントリを書いたこともあるので、そうい…

「歳」「憶える」「嗤う」…それっぽい漢字

最近、かっこいい漢字を見かける機会が増えました――というのは、前回の記事で書いた話ですが、今回は「訓読み」の話です。その中でも、最近特に増えた感のある 歳(とし) 憶(おぼ)える 嗤(わら)う を取り上げてみたいと思います。 「年」と「歳」 「と…

カッコイイほうの漢字

「醱酵」って漢字、見たことあるでしょうか。「発酵」の別の書き方です。 「日食」「月食」に対する「日蝕」「月蝕」などもあります。難しい分だけ、かっこいいですよね。これらの「かっこいいほうの漢字」のことを、ぼんやりと「旧字=本来の字=正しい字」…

「子ども」表記に関する Q&A

えーっと、これまで何百回も書かれていることで、今さら自分が何か付け加えることもないのですが。(じゃあ書くなと言われそうですが、当たり前のことを繰り返し書くために書きます) 「子ども」は「交ぜ書き」じゃありません。「子ども」は「交ぜ書き」じゃ…

いつからその方法で偏りのない乱数が得られると錯覚していた?

私はつい最近まで勘違いしていました。ここのページに書いてあるような方法で、一様分布する整数が得られると。 int random(int n) { return (int)(( rand() / (RAND_MAX + 1.0) ) * n); } この方法、一見すると実に一様分布が得られそうに見えるんですよね…

「日国友の会」に狂ったように投稿しまくった話

「日本国語大辞典」、通称「日国(にっこく)」という辞書がある。この辞書は全14巻、その規模・充実度は他の追随を許さない。 といっても、全14巻・220,500円だけの空間と金銭を用意するのは簡単ではない(特に前者)。せめて 1巻だけでもと購入した人もい…

JavaScript で 有効数字 28桁の Decimal 型を書いた

JavaScript の Decimal 型を書いて、GitHub と npm で公開した。https://github.com/hiroshi-manabe/JSDecimal https://npmjs.org/package/jsdecimal C# (っていうか .NET)には Decimal型 というのがあるらしい。十進数で 28〜29桁(なんだその「28〜29桁…

英語学習には「オーディオブック」がお勧め

受験英語の不幸で書いたようなことを踏まえたうえで、ぼくの個人的なお勧めの勉強方法は「児童書のオーディオブック」。児童書のオーディオブックには、そこで挙げたようなポイントを押さえて勉強するのにいいところが揃っている。 まず、子供向けの本にはネ…

受験英語の不幸

僕が英語話せないのは日本の教育のせいを読んで。学校で英語を学んできたものとして、筆者の言いたいことはよくわかる。ぼく自身も、いまだに英語には苦手意識がある。どうしてこうなってしまうんだろう?自分なりに考えてみた。 語学の本質的な困難さ 外国…

MSX の思い出

MSX 30周年だそうで。そういえば、数年前に mixi に MSX 等の思い出話を書いたことがあったなぁと思い出したので、数日分まとめて転載*1してみる。 うちは父親が大学に勤めている関係上、かなり早い時期からパソコンが家にあった。父親の部屋に緑のディスプ…

韓国の漢字

韓国の漢字教育が「失敗」した理由という記事がちょっと話題になっていた。かなりツッコミどころの多い記事だが、それはちょっと置いておいて、まず「韓国での漢字の実情」のようなものを書いてみたいと思う。 ぼくは韓国語がそれなりにできるし、Twitter で…

ひっくり返したら意味が変わる熟語・変わらない熟語

漢字熟語の中には、ひっくり返しても似たような意味になるものがある。 外国:国外 白黒:黒白 回転:転回 左右:右左 中途:途中 食糧:糧食 生死:死生 文例:例文 習慣:慣習 それぞれ使いどころやニュアンスは少しずつ違うけれど、だいたい同じような意味になる。…

「〜足りうる」という書き方

ちょっと前に、次のようなタイトルの記事を見てびっくりしたことがある。セルフパブリッシングはなぜ初音ミク足りえないか? これを見たときは、頭が痛くなる気持ちだった。電子書籍とはいえ、「書く」ことに携わる人間が、どうやったら「足りえない」なんて…

ネイティブにとって重要な発音の違いを区別する

最近、"volatile" の発音についてのネタを Twitter で見ました。「ヴォラタイル」はイギリス英語だとか、そういう話です。 確かにアメリカ英語では「ヴォラトゥル」のような発音が多いのですが、「ヴォラタイル」と読んでも「イギリス人か!」ということには…

ウェーブレット行列の省メモリ構築方法

ウェーブレット行列の構築方法について。前に書いた記事とは違って、「ウェーブレット行列大好き!」って人*1以外が読んでもあんまり益がない記事だということをあらかじめ書いておく。内容としては、相変わらず中学生以上の知識が必要ということはないけれ…

中国語会話で「えーと」と言わないで済むための中国語表現を紹介します。

この記事のタイトルパクリ記事です。というか、以前友達のために「中国語つなぎ表現リスト」を作ったことがあったのを上の記事を読んで思い出したので、リサイクルしてみようかなと。 我的意思是……。: 私が言いたいのは…。你的意思是……。: つまり、君が言い…

星の王子さまで検索するとヘルスがトップに出る件

わたくしがいまさらGoogle+やっとけと強く薦める理由に触発されて。いや、本当に Google+ ローカルの SEO 効果にはすさまじいものがあります。 例えば、「星の王子さま」という作品があります。星の王子さま―オリジナル版posted with amazlet at 13.04.07サ…

翻訳の品質管理

日本に住んでいると、あらゆる物・サービスの品質が高いレベルで保証されていることが自然に期待できる。そんな日本にいて、唯一*1品質に信頼がおけないものがある。それが「翻訳」。 高校生ぐらいのころ、英語の本と日本語訳を読むようになって、そのことに…

"Connivance" が海外に出る前に止めるんだ

やっちゃったなー、という気がします。「警察の萎縮効果狙う」 赤松健さん、2次創作同人守るための「黙認」ライセンス提案というニュースから。 「クリエイティブ・コモンズを普及させるには、漫画ですよね」――赤松さんはそう切り出し、新マーク「CV」(conn…

岩波文庫は ISBN のルールに従っていない

まず宣伝から。最近、カフカ「変身」を翻訳して Kindle に出しました。おかげさまで、ロイヤリティが缶ジュース一本分をちょうど越えたところです。もう一人買ってくれたら自販機のペットボトルが買えるぐらいになります。世の中ちょろいですね。 まあ、それ…

Amazon のレビュー混ざる問題

(最初に書いておきますが、この記事は宣伝成分を含みます)いや、ずっと前からあるんですよ、この問題。似たような(ものだと Amazon にどういうわけか認識されてしまった)二つの商品のレビューが混ざるという。 前から思っている「これはひどい」事案が、…